親権または管理権を辞任する場合

離婚をして子供を引き取った後、親権または管理権を辞任するということがあります。これは、やむを得ない事由がある時のみ、家庭裁判所によって認められます。では、やむを得ない事由とはどのようなものでしょうか。

 
やむをえない事由には、重病になってしまった、海外に勤務するなどの理由で長期不在になってしまう、犯罪をおかして刑務所に入ることになった、健康を害してしまった、知識や能力の問題において子供を養育することができない、などがあります。再婚なども理由になることもありますが、この場合は事情をしっかり調査されて、判断されます。辞任が認められると、家庭裁判所が任命した後見人がたつことになります。また、例えば、海外勤務から戻ってきたなど、やむを得ない事由が解消した場合は、家庭裁判所の許可を得ることで、親権などを回復することが出来るのです。

 

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申し立てをする場合は、審判書の謄本をそえて戸籍係に親権辞任の届け出をします。片方の親に親権をうつす場合は、親権者変更の申し立てをする必要がありますので、注意するようにしましょう。但し、変更するかどうかは、子供のことを考えた上で家庭裁判所が決めることなので、勝手に自分たちだけで決められることではありません。

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